映画『ブリジット・ジョーンズの日記』を観てイギリスにハマり、10年前には一人旅まで敢行したわたくし、スコーンが大好物です。
イギリスではコッツウォルズで美味しいクリームティーを愉しみました。
都内に勤めていた時から「美味しいスコーン」を食べられるお店を探して愉しむといったことをひとりで細々とやってました。そしてこないだ久しぶりにスコーンが食べたくなってお店を探したらまさかの閉店ラッシュ。寂しすぎるよ、パトラッシュ。(言いたかっただけ)
クリームティーとは
クリーム・ティー(Cream Tea)は、英国等の喫茶習慣、アフタヌーン・ティーの一種。基本は紅茶とスコーンのセットで、クロテッドクリームとジャムが添えられる。
イギリスのティータイムのイメージでまず思い浮かぶのは「アフタヌーンティー」だと思いますが、あちらはサンドイッチやケーキ、スコーンが3段に載ってます。
「クリームティー」はスコーンのみを紅茶でいただくセットですね。
イギリス一人旅の写真を漁ったらクリームティーの写真が出てきました。改めて見るとドデカいスコーン!wさすが本場だ。
お店探しの基準はクロテッドクリーム
スコーン自体は、スターバックスやカフェ「Afternoon Tea」でも食べることができます。
でも例えば「Afternoon Tea」のメニューの写真をよく見てください。添え物は生クリームなんですよねー。これがちょっと残念なんです。
参考Afternoon Tea|TEAROOM Menu|ティールームの単品メニュー、セットメニューのご紹介
やっぱりスコーンには本場のようにクロテッドクリームが添えられていて欲しい。バターよりしつこくなく、生クリームより脂っぽくないほわーっと口の中で溶ける食感こそクロテッドクリーム。
成城石井などのスーパーで手に入るのは、中沢のクロテッドクリームです。
でも生クリーム、バターに比べたらとっても値段がお高いんですよね〜
続々クリームティーを食べられるお店が閉店している
このクロテッドクリームのメーカーである中沢は、新橋でスコーンが食べられるカフェをやってましたがいつのまにか閉店していました。
参考フルーゼハウン トップ
さらに、銀座で穴場のお茶処・リプトンティーハウスも閉店していた!
参考『Lipton Brook Bond House リプトン・ブルックボンドハウス [銀座]』by m☆☆u : 【閉店】リプトンティーハウス 銀座 (リプトンティーハウス ギンザ)[食べログ]
しっとりしたスコーンが私好みでちょっと小ぶりでも大好きだったのに、残念過ぎる。。
さらにさらに、都内で気になっていたお店、巣鴨新田にある「カフェコリエ」さん。
こちらもようやく1月31日に行ってみたらなんと2月1日で閉店するというではないですか。(涙)
閉店前日15時過ぎにお店に着いたら棚のスコーンがない!
恐る恐るお店の人に食べられるか伺うと、プレーンと紅茶のスコーンだったら提供できるとのこと。
問答無用で最初で最後のスコーンを味わってきました。
cafe collier(カフェコリエ)のクリームティー
席に着いて紅茶をいただいていたら、焼きたてのあったかいスコーンがやってきました!
スコーンを割ってみると湯気が立つくらいほっかほか。
そこに添え物のクロテッドクリームかはちみつをかけます。
カプっとひと口。
焼き立てスコーンは外はカリッと、中はしっとり。
小麦から感じられる自然な甘み、そして旨味。
この旨さのバランスが、日本のスコーンのレベルの高さなんですよね。
イギリスのスコーンも美味しいけれど、そこは外国・大味な感は否めません。
このスコーンのクオリティーはイギリス、東京で今まで食べた中で間違いなくトップクラスでした。
これがもう食べられないのか…と思うと本当に寂しいんですけど!!
あとがき @kurumilkeyをフォロー
帰り際、店長にまたどこかでお店を開いてくださいとお声掛けしてお店を後にしました。
スコーンから感じた丁寧な仕事ぶりをカフェでもっともっとゆっくり感じたかったです。
都内でクロテッドクリームでスコーンを食べられるお店は確実に少なくなってしまいましたが、またどこかで美味しいスコーンに出会いたいです。
どなたか、美味しいクリームティーをいただけるお店を知っている方がいましたら引き続き情報提供をお願いしますm(__)m
後日、追記
カフェコリエのオーナーさんに本記事が届いたようで、嬉しいです。
クロテッドクリームでスコーンが理想!日本でクリームティーを愉しみたいのに…。 http://t.co/ASEZdpsAfM
こちらの記事を見て、嬉しくて寂しくて少し涙が出ました。
— cafe collier (@cafe_collier) 2015, 2月 10
こういう時ブログやっててよかったなーって思えるんですよね。
Webサイト編集、フリーライター。遠征先でご当地グルメを堪能しているときが一番しあわせ。→[詳細プロフィール]
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