お正月もほぼTVを見て過ごした私。
子供の頃からスポーツ中継を軸に見てきたからか、TV番組はライブを感じられるトークバラエティーがお気に入り。
NHKで1月2日に放送された「新春TV放談」を見ていたら、ついTVについて語りたくなってしまいました。
【参考】新春TV放談2017 – NHK
踊る!さんま御殿!!|日本テレビ
今年で開始20年を迎える「踊る!さんま御殿!!」。毎週火曜夜7時56分~放送中。
明石家さんまさんは御殿の主人で、レギュラー出演者はさんまさんのみ。
毎回「さんま御殿」に招かれるゲストにトークテーマに沿った自分の身の回りのエピソードを語らせ、さんまさんが順にトークを回していきます。
さんまさんと12人前後のゲストのトークだけで成立しているシンプルな番組構成。
なんといっても明石家さんまさんのゲスト一人一人の特徴や面白いところを見つけて引き出す話芸が唯一無二なのは言うまでもありません。
それ以上に面白いのが招かれるゲストの会話対応力がさんまさんの手によってモロバレしてしまうところ。
演出では隠しきれない部分でタレントの資質すら問われるあたりがシビアでたまりません。
マツコ&有吉の怒り新党|テレビ朝日
マツコ・デラックスさんと有吉弘行さんが、視聴者から届いた「怒りのメール」(トークテーマ)に対して、怒っていいかそうでもないかを判定しながらトークをしていく番組。毎週水曜夜11時15分~放送中。
ハッキリ物を言ってるようで言葉の端々に細かな配慮が感じられるマツコさん。有吉さんの歯に衣着せぬ発言に対してマツコさんはどっちかというとこの番組ではフォローに回っているのが面白い。
2016年3月30日までは秘書には暴走しがちな2人の手綱をしっかり締めるフリーアナウンサーの夏目三久さんがいて3人のバランスは絶妙でした。その役目は2016年4月からはテレビ朝日アナウンサーの青山愛さんにチェンジ。
青山アナはアメリカ・テキサスからの帰国子女であることをなにかと2人にいじられながらも、トークが盛り上がると自分を押し殺すこともなくガハハと笑っているのが意外に好感度高いです。
番組後半には新3大○○や今週の怒られたさんなどのコーナーもありますが、テーマによっては前半しか観ないことの方が多いかも…。
放送時間的に寝落ちで見逃す可能性があるので、録画予約でカバーしています。
ボクらの時代|フジテレビ
毎週日曜日朝7時からの30分番組。
毎回3名、お互いが共通の知人やつながりのある芸能人・著名人が語らいます。
基本的に真ん中に座る人がトークを仕切る役割で、カフェでお茶か居酒屋で飲んでる現場がそのまま撮影されている雰囲気。
話の内容は番宣の色合いが濃い時もありますが、「最近どうなのよ」から始まりお互いの近況を言い合ってからの話が盛り上がる感じは一般人でも同じで親近感がわきます。
この番組の細かいチェックポイントとしては冒頭の出演者紹介時の肩書き。
フジテレビ的にはこのタレントは「俳優」なんだ、とかふむふむできるポイントです。
日曜日朝7時というのがオンタイム視聴にはかなりハードルが高いので、録画視聴してじっくりみます。
【参考】ボクらの時代 – フジテレビ
好きになる番組の共通点
こうやって並べてみると、好きなトーク番組に共通しているのは画面の中で出演者の安定したチームプレーが成立していること。
若者のTV離れが嘆かれて久しい昨今ですが、一番手軽に楽しめる娯楽はやっぱりTV。
いろんなメディアで娯楽のパイを食い合うのではなく、共存共栄で面白いコンテンツが増えていくのが理想ですね。
Webサイト編集、フリーライター。遠征先でご当地グルメを堪能しているときが一番しあわせ。→[詳細プロフィール]
埼玉県で快適に暮らすための情報をまとめた「さいたまノート」も運営中。