昨年FAが解禁になってから、エースの涌井投手が千葉ロッテ、セカンドレギュラーの片岡選手が読売巨人軍に移籍することになり埼玉西武ライオンズを退団しました。
FAの権利を獲得した以上、この2人の中心選手の流出は覚悟はしていたものの、現実となってそれぞれの入団発表でライバルチームである千葉ロッテ、読売巨人軍のユニフォームを着ているのを見るのはつらかったです。
でももう、新しい年になりました。いなくなった選手のことを嘆いてみてもはじまらないので、新戦力について書いてみようと思います。
さっそく昨日涌井・片岡の人的補償でライオンズに入団することになった2人の選手について。
千葉ロッテからは中郷投手が移籍
西武からFA移籍した涌井の人的補償にロッテ中郷大樹投手(29)が指名され、両球団から発表された。
中郷のコメントは以下の通り。「プロ野球の世界にいる以上は、こういうことが起こりえることは覚悟をしています。今は寂しい気持ちの方が強いのが正直なところですが、とにかく西武ライオンズで精いっぱい、頑張って、プロ野球選手として、しっかりと結果を出したいと思っています。ロッテでの一番の思い出は12年にプロ初勝利を挙げたことと、昨年のQVCマリンで行われた巨人戦(2013年6月1日)にて同じ徳島県出身の服部さんと2人でピンチ(1点リードの7回一死一、三塁で中郷が長野を一飛。服部が村田を中飛)をしのぎ、チームが勝ったことです。最後に、このプロの世界に入るチャンスを頂いた千葉ロッテマリーンズに感謝をしています。そして、千葉ロッテマリーンズファンの皆様から熱い声援をいつも頂いたことをずっと、忘れません。本当にありがとうございました」。
今まで見たこともないこの長いコメントにいい選手である以上にいい人なんじゃないか、と期待しています。(笑)
よくあるフォーマットでコメント残されるより、こういう気持ちの入っている方がいい♪
選手としての印象は、去年はそこそこ中継ぎで投げてたんじゃない?という印象。
ロングリリーフいけそうな。
ライオンズ中継ぎ陣の中では岡本篤と高橋・増田の間ぐらいの年齢になるわけで、バランス的には良いのかな。
読売から移籍してくることになった脇谷選手について
巨人は獲得した片岡の他に去年セカンドでレギュラーをつかみかけた感のある寺内、盗塁王を獲ったことのあるドラフト1位の藤村、若手成長株の中井、それに中日から移籍する井端が揃うわけだから脇谷はライオンズのほうが絶対チャンスがあるから本人的にはいいんじゃないの?と思ってますが…
さっそくライオンズの背番号7をつけることになるという報道で、ファンはざわざわしてますね。
ファンだとつらいかー。巨人のユニホーム着た片岡よりつらいかー。。
その辺の割り切れなさはさておき、、冷静に戦力としてみてみれば、セカンド、サード守れて鬼崎・山崎よりは打てそうかな、というところで打撃はそこそこ期待してもいいんじゃないかなと思ってます。
私の好きなメジャーリーグのロイヤルズに移籍する青木宣親選手と同い年で青木の出身宮崎県の隣の大分県出身なんで、巨人の中でもなんとなく気にしてる選手の一人でありました。
過去の醜聞は、それはもう巨人の選手として必死だったということで…見ないことにします!(笑)
無名のスタートから努力で巨人のレギュラーポジションを一時期つかみとっていたわけだし、ライオンズに来るからには片岡が西武で残した成績を超えるつもりでやってきてほしいです。
人的補償って。。
なんだかとても切ない響きの言葉です。
元いた球団から今季絶対的に必要じゃないって判断された選手という烙印がついて回るってね…
中心選手と若手有望株からプロテクトされるから仕方ないんだけど。。
二人共チャンスをもらったからには新天地で活躍して、ライオンズからスワローズへ行ってレギュラー掴んだ福地選手みたいになって欲しいです。それが結局ライオンズの力になるわけですから。
※なお、過去の醜聞については「脇谷 落球」でググってみてくださいw
Webサイト編集、フリーライター。遠征先でご当地グルメを堪能しているときが一番しあわせ。→[詳細プロフィール]
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