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誰でも「引き寄せ」に成功するシンプルな法則 ~引き寄せた2つの話~

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1月は宣言通りいつもより多く読書をしていました。

文章上達や手帳術などHOW TOものが多かったので、たまには明るい気持ちになれる本が読みたい!

手にしたのが

誰でも「引き寄せ」に成功するシンプルな法則

「思い続ければ願いは叶う」とよく言われますが、「引き寄せの法則」はさらに踏み込んで

自分の考えたものを現実にする方法についてとてもわかりやすく書かれています。

私もアラフォーとなり、さすがに夢見る頃は過ぎました。

この本をきっかけにこれまでの人生を思い返してみると、ちっぽけに思える人生でも嬉しいことを引き寄せたこともあったなー と思い出して甘酸っぱい気持ちになりました。

たまにはこういう事書いてもいいじゃないの、と思ったので書いてみます。

最後まで読み切った方とはわたし、友達になれそうな気がする。

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ケース1: 九州に行きたい

私の仕事は出張が多く、その可能性は北は東北から南は九州まで。

現在の会社には5年ほど勤務している中で、唯一出張で行ったことがなかったのが九州地方でした。

出張で行けそうな場所は旅行の行き先に選ばないようにしていたので、九州は旅先の候補からもいつしか外れていました。

九州、これまでも行きたい思いだけは強かった。

馬刺し食べたい!高千穂行きたい!と。

2014年にまっぷるが期間限定セールをしていた時にはまっぷる熊本を買っていたし、

支援先の支社の同僚と出張の話になった時にも、九州だけ行ってない!だから行きたい!と事あるごとに言っていました。

仕事を割り振る上司がいる時を狙って大げさにアピールするわけではなく、会話の中で願望を素直に口にする感じで。

九州の話をまたよくするようになってから2か月くらいたったある日、ついに私に九州出張の話が来ました!

そして今、福岡にいます。

平日はのどかな取引先の職場との往復ですが、休日も九州に留まることにしたので九州満喫します!

あぁ、望んでみるもんだね。

ケース2: もしかしてさっきのコリン・ファース?

ブリジットジョーンズの日記好きが高じてイギリス一人旅を敢行したわたくし。

(ブリジットジョーンズについてはこちらの記事で書いてます)

ブリジットジョーンズが帰ってくる!2016年公開予定の続編が楽しみすぎる。
「ブリジットジョーンズの日記」という作品を知っていますか? 2001年にヘレン・フィールディングの書く独身OLの等身大の日記がイギリスでベストセラーとなり、映画化され大ヒットしました。 大ベストセラー作品の映画化はどの世界でも評価が分かれる...

一人旅で一番やりたかったことがロケ地巡り。

ロンドンの街並み

ブリジットジョーンズの日記のロケ地以外にも行ったのが、映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台になったノッティングヒル。

ロンドンの中ではかなりの高級住宅街なんですね。

ヒュー・グラントが演じたウィリアム・タッカーの働いていた設定の本屋を見た後、道がよくわからず不安な気持ちで地下鉄の駅に向かって歩いていました。

もうすぐ地下鉄の駅に差し掛かろうとした時、めっちゃ見覚えのある顔とすれ違いました。

あ、英国紳士・・・え、もしかしてコリン・ファース?!?!

意外にも冷静だった私。

もし違ったとしても、旅の恥はかき捨て。誰も傷つけるわけじゃない。

千載一遇のチャンス!!!

思い切って道を戻り、コリン・ファースとおぼしき英国紳士に話しかけました。

くるみ
アー ユー コリン・ファース?

英国紳士
え?

怪訝な反応をする紳士。

続けて、

くるみ
アイム・ジャパニーズ・ファン!

そういうと、紳士は笑顔になりました。

本当にコリン・ファースでした。

軽く握手をしていただき、すぐその場を離れましたが去り際に

コリン・ファース
Have a nice day!

と言って去っていった姿が11年ほど経った今でも鮮明に思い出せます。

うわ、やばい、まじで、あの、コリン・ファースに会っちゃったー。

しかも目を見て話して、握手した。

これまでの人生どこか遠い世界の人のファンになる性分な私に、あこがれの人会うってこんな気持ちというのをがつんと教えてもらった夢のような出来事でした。

勇気を出して話しかけてホントに良かった。ひとりでもロンドンに行ってみてよかった。

さかのぼればその前の年にコリン・ファースが初めて来日した時、成田空港や新宿で間近でコリンを見かけた話をいつも羨ましく思いながら掲示板を読んでいました。

自分から会いに行かなかったのに、初めてのロンドンで偶然コリンに会えるなんて。

引き寄せの法則でいうところの、起こるべくして起こったできごととはこのことを言うんだなって思うんですよね。

あとがき

こういう類の本はどうせ著者の自慢話ばっかりだろ、って手に取らないパターンが多いんじゃないでしょうか。

そんな邪念を取り払って丁寧に読みすすめると著者は意外にも法則で引き寄せた彼と離婚していたり、引き寄せのスペシャリストでも悪いことが全く起こらない人生じゃなかったりします。

(著者は離婚したことすら前向きにとらえているので決して離婚=悪でもないわけですが)

というわけで、終始嫌味じゃなく読み進められます。

成功している人を妬んでしまう自分が嫌になる人はカタい頭をほぐすことからはじめるにはいいきっかけになるのではないでしょうか。

ここまで長い文章付き合っていただいた人、ありがとうございました。

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