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2014年12月6日の放送の最後に、2015年3月28日をもって福山雅治のオールナイトニッポンが終了するという事実が福山さん本人の口からもたらされました。
足掛け21年続いてきた深夜の生放送のラジオが終了。。。
来年2015年で福山ファン歴20周年を迎えるわたくし。ラジオを聴いたことがきっかけで福山雅治という人間に惚れ込んだひとりとしてちょっと想うことを書いてみます。
私と福山雅治のオールナイトニッポン
福山さんがオールナイトニッポン(ANN)を開始した時は木曜深夜の3時〜5時の2時間枠。
私はその頃のラジオを聴いたことはありませんが、俳優として俄に認知され始めた福山さんと「夜明けのコーヒーをファンと一緒に飲む」という企画があったそうです。
ファンになりたての頃、ものすごーくそのシチュエーションに憧れたことを覚えています。
私が福山さんのANNを聴くようになったのは1995年秋から。今となってはファンの間では第一次福山ブームと呼ばれている時期。
シングル曲「HELLO」がミリオンセールス、「いつかまた逢える」という月9ドラマの主役をしていて、その頃の福山さんはテレビの中ではキラッキラッ輝いてました。
そのキラッキラの芸能人福山雅治はラジオもやっていて面白いらしい。試しに聴いてみたら、ギター一本でラジオで歌を歌ってる!しかもえらい一生懸命に。
歌もドラマもやる芸能人が人気に任せてラジオをやらせてもらっているだけだと思っていたので、そのギャップがめっちゃ新鮮でした。
私が一番熱心に聴いてたのは月曜1部時代のANN。真夜中の2時台はリスナーのお便り(ハガキ)の内容から当時26歳の福山さん自身が考えていることを語り出すことが度々ありました。
聞き手であるリスナーに自分の言葉で生の声を届けてくれる。それだけでも嬉しいのに理路整然と的確に言葉を選んで伝えることができる福山さん。
そこに知性を感じるし、見た目は元々好みなわけで。こうなったらもう好きにならない理由はないですよ。
生放送じゃなきゃオールナイトニッポンじゃない
その後社会人となり忙しい生活ながらも土曜日23:30にはラジオをチューニングする生活は続きました。
土曜日23:30の「魂のラジオ」になってからはパーソナリティーは1人ではなく、進行役として荘口彰久さん(元ニッポン放送アナウンサー)を迎えた構成。
2人の掛け合いも息がぴったりで面白いし、荘口さんのラジオパーソナリティーとしての実力も確か。でもラジオが回数を重ねることにどんどんこなれていく感じが深夜の一人喋りが好きだった者としては正直「ここまで立派になってしまったのね」と思わせる一抹の寂しさはあったかな。
今日は明らかに録音とわかった日には聴く気失せたしね。。。
番組の冒頭、終了の理由については「たいしたことではないんですが、僕にとっては重要で、時間をかけて決断したこと」と前置きしたうえで「生での深夜放送を続けることがしんどくなってきたから」と説明した。
引用元:福山雅治「体力的にしんどくなってきた」ANN終了の裏に“ラジオ愛” ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
ドラマに映画に歌にラジオに休む間も無く働き続けている福山さん。この度のANN終了についてはせっかく長く続いた番組だけど無理せずゆっくり休むことも必要だよと寛容に受け止めています。
ここ最近は放送中明らかに眠そうでそれを正直に漏らしてもいたし、福山さんも齢40代半ば。寄る年波には勝てないっすよ。
情報番組での報道のされ方を見ているとやたらラジオ終了を惜しむ声が大きい気がするけど、福山さん自ら一区切りをつける決断を前向きに捉えているファンはけっこう多いんじゃないかと思います。
ラジオで声を聴きたいってだけならFMはまだ続きそうだからラジオを聴く機会が完全に失われるわけではないからね。
番組終了まであと3ヶ月とちょっと。福山さんは来年2月まで全国ツアーの真っ最中ですが、残り少ないオールナイトニッポンは噛みしめるように聴いていくつもりです。
最後はましゃの一人喋りが聴きたいかな。リクエストハガキでも送ろうかしら。
Webサイト編集、フリーライター。遠征先でご当地グルメを堪能しているときが一番しあわせ。→[詳細プロフィール]
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