愛媛・松山に行くなら道後温泉ははずせません。
市内中心部からも市電で10〜15分ほどですぐ温泉街。
ビジネスで来ていたとしても、あっという間に観光気分に浸ることができます。
数ある温泉旅館のなかでもイチオシは「道後やや」さん。
愛媛を目一杯感じて楽しんでいただきたいという数々のおもてなしが楽しく素敵なお宿でした。
道後ややまでの道
JR松山駅から、繁華街の大街道にも頻繁に行き交っている市電の終点が道後温泉です。
すぐ横に坊っちゃん電車も展示されていて、バス停もあります。
有名な時計台。
電車を降りて目の前から温泉街へ通じています。
この通りを途中右に曲がりながら抜ければ、映画「もののけ姫」の舞台のモデルとなったともいわれる道後温泉本館です。
「道後やや」はローソンがあったら道後温泉本館に行く方向(右)に曲がらず脇の道をまっずぐ行って椿の湯の周りを抜けて行くのが一番近いです。
暗くなってからなんとなく道後温泉本館方面から回り込もうと思ったら迷ったのでぜひ地図をご確認ください。
入るなり楽しいややのおもてなしにほっこり
自動扉を入るなり目に飛び込んできたのは、伝説「愛媛では蛇口をひねればみかんジュースが出てくる」を地で行くみかんジュースの蛇口!!
不知火、温州、清見の3種類のみかんジュースが味わえました。季節によって品種は変わるかもしれません。
夜22時を回っていたので、お夜食のサービスもありました。
鯛めしおにぎり
豚汁
ビジネスで夜遅く何も食べられずに帰ってきたり、来たる素晴らしい朝ごはんに備えて夜は軽めに済ませたい方に嬉しいサービス。
この日飲み会じゃなければこれで十分でしたね。
和モダンなお部屋
案内された階へエレベーターであがると、靴箱が。
フロアの廊下に入る前に靴を脱ぎ、部屋番号の靴箱にしまうスタイル。館内や温泉までは浴衣を着て下駄を履いて歩いていくことができます。
自室の扉を開けると手前にトイレ。シャワーとは完全分離が嬉しい。
各部屋にバスタブはなくシャワーのみ。
上から横からたっぷり温水が出てきます。
温泉に行くには
温泉に入りたければ、歩いてすぐの椿の湯か道後温泉本館へ入ることのできるチケットをフロントで300円で販売しています。
各施設でチケットを買うと400円なので宿で買う方が100円安いです。
部屋からは浴衣と用意されたバッグに石鹸類とフロントで貸し出している今治タオルを入れて温泉へ行けばいいようになっていました。
浴衣セット
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ(全部みかんの香り!)
フロントで貸し出しの今治タオルもよりどりみどり。薄手、ふっくらなどいろいろなタイプがあります。
ベットサイドは若干狭めですが、シャワー・トイレ前が広いので荷物を広げたり、くつろぐには全く問題なし。
ミネラルウォーターがウェルカムドリンクで用意されているので
ポットでお湯を沸かして久万煎茶をいただきましょう。
ちなみに私は手持ちの水筒でこのお茶を持ち出したのですが、味の劣化も少なく美味しくいただくことができました。
絶品!朝ご飯
ややへ来たなら絶対味わうべきは朝ご飯。
テーブルに案内されるとできたてをいただきたいメニューはオーダー制になっているので、早速頼んでおきましょう。
鯛とフレンチトーストを食べましたが、ウィンナーも美味しそうだったな。
その他のメニューはバイキング形式です。
圧巻は野菜の種類の多さ!
朝採れ!や県内産の表示が目白押し。フレッシュでどれを食べても瑞々しい。
ドレッシングもこの種類の多さ。あまりないバジルをかけてみたけどいい香り。
みかんもこれだけあります。
おかずも数多く、ビジネスホテルによくある感じのメニューではないのでどれを食べようか迷ってしまいます。
結局1回目はこんな感じで集めてみました。
炊き込みタイプの鯛飯、温泉たまご、あさりが入った煮物…好きなものばかり集めて、なんかもう・・・幸せだー!
これにフレンチトーストをオーダーしてみたり。
どれも一口サイズで出てくるので、気に入ったものはまた紙に書いてリピートすればOK。
ドリンクも種類が豊富!
茶葉も健康志向のものから選び放題
コールドだけでもこれだけ種類が
でも味わうべきはやっぱりみかんジュース。
好きなみかんを3個ほど取って機械にかければフレッシュみかんジュース搾りたて!がいただけます!
時間制限があるわけではないので、もっともっとゆっくり時間をかけて味わいたかったな・・・
あとがき
平日でシングルタイプのお部屋なら、税込8,000円程度〜予約が可能です。
朝食だけでも1900円で味わえるそうなので、諸事情で宿を変えられない方でも朝ご飯のためだけにややにくる価値はあります。
近くの椿の湯も滑らかな泉質で、道後温泉に入り続けているうちに超乾燥肌な私の肌もだいぶよくなったので温泉効果を期待している人にもおすすめです。
Webサイト編集、フリーライター。遠征先でご当地グルメを堪能しているときが一番しあわせ。→[詳細プロフィール]
埼玉県で快適に暮らすための情報をまとめた「さいたまノート」も運営中。