近藤麻理恵さん(こんまりさん)の著書「人生がときめく片づけの魔法」が海外でも大ヒットしているように、世の中断捨離が大ブーム。
要らない物を手放してときめくものだけに囲まれたスッキリとした生活。気持ちよさそうですよね。
まず物が多いと、どこに何があるかを全て頭で把握しきれません。
ある時急に必要になったものがどこにしまわれているかわからない→掃除をしながら探す
こんなことを四六時中やってる気がします。
要らないものは捨てているつもりでも、いつのまにかまた物があふれる私の部屋。
日々の暮らしに最低限必要で、ときめくものだけに囲まれる空間づくりを目指して、ゆっくりと動き始めました。
衣替えごとに断捨離してクリーニング代と洗濯の量を節約
こんまりさんの本では家の物を一か所に集めてから残すもの捨てるものを分けていますが、家族と同居という状況下では好き勝手に実行できません。
そのため自分の衣服については2016年の1年をかけて衣替えごとに整理していくことにしました。
衣替えのタイミングで断捨離するメリットは、本当に今後も着ていきたい洋服だけ残して大事にメンテナンスできるから。クリーニング代を無駄に払いたくないので、来シーズンも着たい服だけ厳選する眼が養えます。
今回は春になるので冬物の断捨離。毛玉ができてしまってみずぼらしいもの、流行が終わったブーツカットのパンツなどは処分対象とします。
かつて洋服をリサイクルショップに持っていったことがあるんですが、1円にもなりませんでした。
もう着ない服はゴミ出し用のビニール袋に入れて、古着の下取りで社会貢献などの機会でもない限りその服は役目を終えたのでさようならします。
仕事のON、OFFのワードローブを確立する
必要な服は出張に持っていくかどうかで自然と決まった
先日までまるっと1週間九州へ出張に行ってました。
今回の出張は日曜日に1日現地で休日も挟んでいたので仕事で着る服(ON)、休日に着る服(OFF)の両方選んで持っていく必要がありました。
スーツケースは機内持ち込みが不可のちょうど1週間程度の旅行用の大きさ。本来洋服や身の回りの物はこのスーツケースに収まる量こそが適量ということ。
であるならば、それに収まるように要るもの要らない物を取捨選択していくと自然と必要なモノだけに絞り込まれます。
案外自分が着ている服なんて他人は気にしていない
例えば月~金曜日までの服であれば、
- ジャケット×2
- ズボン×2(スカート×2)
- スカート×1(ズボン×1)
- カーディガン×1
- カットソー×2
- シャツ×2
冬場はそれに防寒用のセーター×1、コート、マフラー兼ストール1枚で事足りました。
持っていけるアイテムに限りがある分、いかに現有戦力から選りすぐってベストな組み合わせで着回しできるかを考えます。
そうなると柄なんて割とどうでもよく、きちんと見えて、しわや汚れがつきにくく、動きやすい衣服のほうが選抜されます。
これまで自宅から通う職場では「またあの人同じ服着てる」って思われたらなんとなく嫌だなと思って、服はなるべく色んな組み合わせで着られるようにアイテムを買い揃えてきました。
しかし私の場合は、取引先の業種(医療系)を考えるとそこまで洋服のバリエーションがあることが仕事に役立つわけではありません。
仕事スタイルも持ち場に散って現場立会いをするので、誰も服装などに特別目を留めることはありません。
メインにはどんな服にも合わせらる無地のシンプルな上下を揃えておき、個性はスカーフ、ネックレスなどのアクセサリーやバッグの小物で出していくのがよさそう、というのが以下の3冊の本を読んで出した私の答え。
この3冊を読了後こないだまで行ってた出張では、洋服であれが足りない!今日は組み合わせが気に食わない!となることもなく無難に過ごすことができました。
洋服って選択肢が多過ぎて選ぶストレスがあったんだな〜というのが実感。
あれこれ選ぶ楽しさもわかるんだけど、そろそろ自分によいものだけを残していく文化に親しみたいと思っている今日この頃です。
あとがき
断捨離は昨年の秋ぐらいからずっと私の中にあるテーマ。でもそんな本をたくさん読んだからってすぐ思い切って色々捨てられないんです。捨ててからあーやっぱり必要だったって後悔して買い直すとか無駄すぎるし。
断捨離ってすぐに決着つけなきゃダメなもの?という疑問から、自分なりの断捨離への向き合い方を書いてみました。
なるべく早くスッキリしたいけど無理はしない。もどかしいけどこれがマイペースなのかな。
Webサイト編集、フリーライター。遠征先でご当地グルメを堪能しているときが一番しあわせ。→[詳細プロフィール]
埼玉県で快適に暮らすための情報をまとめた「さいたまノート」も運営中。