「ブリジットジョーンズの日記」という作品を知っていますか?
2001年にヘレン・フィールディングの書く独身OLの等身大の日記がイギリスでベストセラーとなり、映画化され大ヒットしました。
大ベストセラー作品の映画化はどの世界でも評価が分かれるものですが、「ブリジットジョーンズの日記」については原作のエッセンスをうまく映画に落とし込んでいて、文句なく原作ファンにも愛されている映画です。
突如ハマった「ブリジットジョーンズの日記」
まず、「ブリジットジョーンズの日記」を知らない方のためにあらすじをば。
ブリジット・ジョーンズは出版社勤務のOLで32歳、独身。彼女は新年にあたってひとつの決意をする。「日記をつけ、タバコとお酒を控えめにし、体重を減らして、恋人を見つける!」そして、「ハンサムな上司ダニエルには気をつける」――はたして彼女の誓いは無事達成されるのか?
私、20代後半まで全く映画に興味ありませんでした。
転機は2004年。
それまで私の心をつかんで離さなかったはずの福山雅治が活動を小休止。
その心の隙間にポンと入ってきたのがこの「ブリジットジョーンズの日記」でした。
主役のブリジット・ジョーンズを演じたレニー・ゼルウィガーは、約13kg体重を増量してブリジットの役になりきってます。
ブリジットを惑わすダメ上司ダニエル役にヒュー・グラント、ブリジットの恋のお相手マーク・ダーシーはブリジットが作品の中で憧れるドラマ「高慢と偏見」のダーシー卿を演じていたコリン・ファース。
ネタバレしちゃうと映画はロマンチックなハッピーエンドなんですけど、なんといっても最後にマーク・ダーシーがブリジットに語りかけるこのセリフ。
I like you very much. Just as you are. (ありのままの君がとても好きだよ)
これでマーク・ダーシーにとどまらず、映画にまで恋に落ちました。
1年に300本ぐらい映画にハマる日々
2004年には続編である「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」の公開が控えていました。
「ブリジットジョーンズの日記」で火が付いた私は続編の先行動画を漁りつつ、レニー・ゼルウィガーの作品、コリン・ファースの作品、ヒュー・グラントの作品。そこから「ブリジット・ジョーンズの日記」の制作会社である「ワーキングタイトル」制作の作品まで、毎日貪るように映画を観ていました。
好きがこうじてイギリスへ
常に映画の中にあったイギリス。翌年にはその世界に一度足を踏み入れたくてイギリス・ロンドン一人旅を敢行しました。
ブリジット・ジョーンズ(架空の人物だけど)が暮らしたロンドンの街、「ノッティングヒルの恋人」でヒュー・グラントの役が営んでいた本屋があったというノッティングヒル、ピーターラビットが生まれた湖水地方・・・
憧れたロンドンは、重い荷物を持って歩いているとまさに英国紳士がさっと手を貸してくれた優しい街でした。いまでも好きだし、良い思い出ばかり。。
「ブリジットジョーンズの日記3」撮影中
それから早いもので10年あまり。
ついに2016年、あのブリジットが帰ってきます!そしてマーク・ダーシーも!
時代を超えて、ブリジットが手にしているのは・・・
‘Bridget Jones’s Baby’ has started filming. pic.twitter.com/3bNvb3uNt9
— UniversalPicturesUK (@universaluk) 2015, 10月 2
赤い日記帳ではなく赤いiPad !!
「ブリジットジョーンズの日記3」は子育てに恋に忙しいブリジットが描かれるようですが、この原作通りだとマーク・ダーシーは亡くなっている設定になっているのでヘレン・フィールディング作の新たな映画用のストーリーになっているようです。
そして残念ながら次回作にはダメな上司ダニエル・クリーバーがハマっていたヒュー・グラントは出演しません。
【参考】ヒュー・グラントが『ブリジット・ジョーンズの日記』続編を降板! | ニュースウォーカー
なーんだおヒュー様のダニエルが見られないんだぁ・・と思っていたら、新たなメインキャストにパトリック・デンプシーではありませんか。
【参考】「ブリジット・ジョーンズの日記3」にパトリック・デンプシーが出演 10月撮影開始 : 映画ニュース – 映画.com
これまた私の大好きなアメリカドラマ「グレイズアナトミー」のデレクがブリジットの恋のお相手になるとは、何かの縁を感じずにはいられません。
あとがき
イギリス、アメリカでは2016年9月16日公開だそうなので、日本公開はクリスマスシーズン??
これでブリジットジョーンズの日記3(原題:Bridget Jones’s Baby)が俄然楽しみになってきました ♪
映画「ブリジット・ジョーンズの日記」(Blu-ray)
文庫本「ブリジット・ジョーンズの日記」
Webサイト編集、フリーライター。遠征先でご当地グルメを堪能しているときが一番しあわせ。→[詳細プロフィール]
埼玉県で快適に暮らすための情報をまとめた「さいたまノート」も運営中。