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広岡浅子徹底ガイドを読んでNHK「あさが来た」がさらに面白くなる!

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NHKの朝ドラ「あさが来た」は観ていますか?

最近の作品では「あまちゃん」のDVDを買うほどハマりましたが、今回の「あさが来た」も同じくらいハマって毎日観ています。

あと1ヶ月で終わってしまうなんて寂しい!

「あさが来た」がこれだけ面白い作品になっているのは波瑠さん演じる主人公のあさ、こと広岡浅子の起業家としての生き方が魅力的であることが一番だと思うんですよね。

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たくさん出ている広岡浅子本

Amazonで広岡浅子 本 で検索すると、出るわ出るわ「あさが来た」関連本。

その中で私が手にとったのは広岡浅子徹底ガイド おてんば娘の「九転び十起き」の生涯です。

こちらの本は、広岡浅子の自叙伝の要素だけではなく、家系図や当時の写真なども多数掲載されています。

朝ドラ「あさが来た」を観ていると気になる江戸から明治にかけての時代背景、両替商という商売のこと、財閥の栄枯盛衰などあさを取り巻く環境についての基礎知識を浅く広く得ることができます。

よく日本史の教科書と一緒に勉強で使っていた資料集のようなイメージでとてもわかりやすいです。

史実と違うところ

「あさが来た」は広岡浅子の生涯が「モチーフ」になっているだけですので、必ずしも全てが史実と一致しているわけではありません。

実在した企業名などは全て少しもじった名前がついているので、この本を見ながらこの人は誰が演じているのか辿って行くといくつかの史実と異なっていることに気が付きます。

浅子の姉は25歳で死去している

ドラマでは宮崎あおいさん演じるあさの姉は実際は25歳で病死しています。

姉が嫁いだ天王寺家(ドラマでは山王寺家)は没落するところまでは史実通りですが、姉が若くして亡くなっていることもあって没落後の天王寺家の記録はほとんどないので和歌山でみかん農家をやっている話はドラマ用に創作された部分ですね。

浅子の旦那は妾との間にも子供がいる

なかなか子供ができない浅子が旦那に妾を…という話はドラマの中でもちょいちょい出ていましたが、史実では浅子の家から一緒に加島屋に入った女中(ドラマではふゆ)との間にも4人の子供がいます。

この時代は正妻以外の妾の子がいることも当たり前でしたが、そこを正当化すると話がややこしくなるのでドラマでは女中のふゆは旦那に思いを寄せつつも中番頭の亀助さんと結ばれました。

史実でもあさの秘書のごとく働く亀助さんのモデルになった人もいるようですが、いい具合に創作されたようですね。

これからのネタバレ(かも)

加野銀行潰れる

そういえばあさの実家が興した三井の銀行は残ってるけど加野銀行のモデルになった「加島銀行」って聞かないなと思っていたら、世界恐慌があった頃になくなるみたいです。。今は女性の行員も活き活きと働いていて活気があるのに…

娘の旦那が生命保険会社を継ぐ

あさの娘・千代があさを見舞う病院で出会った東京帝大の学生(工藤阿須加)。

現在ドラマではまだ千代がその学生と出会ったばかりですが、のちに千代の旦那になり生命保険会社を継ぐことになります。

これから俳優・工藤阿須加くんの活躍が多く観られる展開になりそうなので楽しみ!

あとがき

女性活躍なんたらとか言っても現在でもまだ女性が大企業のトップに立って取り仕切ることは少ない日本です。でも100年以上も前から男性以上にパワフルに事業を興していく広岡浅子がいた。その活躍ぶりをドラマで知るにつけ毎日勇気づけられる自分がいます。

そういえば日本女子大はフェリスや白百合のようなお嬢様学校というよりは女子大にしてはちょっとバンカラな雰囲気なんですよね。きっとあさの気質にも通じるところがあるからかもしれないですね。

もし自分が今高校生だったらきっと日本女子大目指したくなっていたかも。

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